2023-08-01
実家を相続したたものの活用予定がなく、空き家のままになっているという方は少なくありません。
空き家のまま所有しているとさまざまなメリットが生じるため、活用予定がなければ早めに手放すのがおすすめです。
そこで今回は、空き家を売却する方法の1つである「買取」について、メリットとデメリット、取引の流れを解説します。
京都府長岡京市、向日市、大山崎町、西京区大原野、樫原、川島エリアで空き家の売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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買取とは、不動産会社に直接物件を売却することです。
一般的な仲介のように買主を探す必要がないため、空き家をすぐに現金化できます。
一方でデメリットもあるため、両方を理解したうえで買取を選択するか判断することが大切です。
まずは、空き家買取を選ぶメリットから確認していきましょう。
空き家買取の大きなメリットは、早く売れることです。
一般的な不動産売却にかかる期間は3〜6か月程度が目安ですが、空き家の場合はそれ以上かかるケースも珍しくありません。
何年も空き家のまま放置していたり、築年数が経過して外観が悪いと、売れるまでに1年近くかかることもあります。
一方で買取は買主を探す必要がないため、査定を依頼してから1週間ほど、遅くても1か月ほどでは現金化が可能です。
空き家は人が住んでいる住宅に比べて早く劣化が進むので、定期的な管理が欠かせません。
早く売却できれば、外壁や設備などのメンテナンス費用、固定資産税などの維持費の節約にもつながるでしょう。
買取では、空き家を取り壊さなくても売却できる可能性があります。
古い空き家を仲介で売る場合、建物を取り壊してからでないと売却できないケースも少なくありません。
あまりにも古い家は見た目の印象が悪く、また解体費用を買主自身が負担しなければならないためです。
取り壊し費用を負担してまで購入する個人はほとんどおらず、売れ残る原因となってしまいます。
買取では、買い取った空き家を解体またはリフォームして再販売するため、空き家がそのままの状態でも売却できる可能性があります。
建物の解体にかかるコストや手間を省ける点は、買取ならではのメリットといえるでしょう。
不動産会社によっては、家具や家電が残ったまま売却できることがあります。
空き家とはいえ相続した実家などでは、親の所有物が対象に残っていることもあるでしょう。
仲介による売却では、基本的に売主の所有物はすべて処分し、空室の状態で引き渡さなければなりません。
家具や家電を処分するには費用がかかるだけでなく、業者を手配したり仕分けしたりと手間がかかります。
買取でそのまま不動産会社に売却できれば、こうした手間やコストがかからない点がメリットです。
ただし家具ごと引き取りを依頼する場合は、不動産会社が処分費用を負担することになるため、その分売却価格も低くなります。
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続いて、空き家買取を依頼するデメリットについて解説します。
空き家買取のデメリットとしてまずあげられるのが、仲介に比べて売却価格が低くなることです。
一般的に空き家の買取価格は、仲介で売却したときの3~5割ほど安くなるといわれています。
たとえば、空き家の市場価格が2,000万円だったとしましょう。
この場合、仲介では2,000万円で売れるところ、買取だと1,000〜1,400万円ほどになります。
なお、劣化の激しい空き家では、買取後に大規模な修繕が必要になることから、市場価格の5割程で取引されることあります。
なるべく高く売却したいのであれば、まずは仲介で売り出し、なかなか買主が見つからない場合に買取を検討するのがおすすめです。
空き家買取は、すべての物件に対応しているわけではありません。
空き家の解体が必要で土地価格も著しく低い場合は、買取を断ることもあります。
買取が可能かどうかは、更地価格が解体費用を上回るかによって決まります。
更地価格が解体費用よりも安くなるケースでは、不動産会社が更地にして再販売しても利益を出すことができません。
とくに地方の物件は更地価格が解体費用を下回ることも多く、買取できない可能性があります。
更地価格が解体費用を下回るような物件を売却するには、売主の費用負担で空き家を解体しなければなりません。
空き家は地方に多いことから、買取ができずに解体を検討しざるを得ないケースも多々あります。
買取が可能かどうかは、実際に査定を依頼してみないとわからないため、まずは不動産会社にご相談ください。
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空き家買取を検討される方のなかには、売却を急いでいる方も多いのではないでしょうか。
空き家買取をスムーズに進めるには、全体の流れと必要書類などを把握しておくことが大切です。
空き家買取における全体的な手続きの流れは以下のとおりです。
ここからは、各ステップの具体的な内容を順番に解説します。
まずは不動産会社に査定を依頼して、買取価格を確認します。
査定を依頼する際は、不動産ポータルサイトなどで事前にある程度の相場を調べておきましょう。
おおよその市場価格を把握しておけば、不動産会社が提示する査定額が適切か判断できます。
査定を依頼すると、後日担当者が現地に訪れ、空き家と周辺環境などを調査します。
現地査定にかかる時間は30分~1時間ほどと考えておくと良いでしょう。
査定金額をもとに、不動産会社と売主の間で条件をすり合わせていきます。
買取金額のほか、残置物撤去の有無や体的な売買のスケジュール調整、必要書類の説明もおこないます。
不動産買取で必要となる書類は、おもに以下のとおりです。
場合によっては別の書類が必要になることもあるため、不動産会社に確認しておくと安心です。
不動産会社と売主それぞれが条件に合意したら、売買契約を結びます。
その際は、事前に話し合った条件が契約書に反映されているか、しっかり確認しましょう。
売買契約書の内容に問題がなければ、署名と捺印をおこないます。
必要書類の手続きが完了したら、不動産会社に空き家を引き渡します。
その際に売却代金を受け取り、買取の手続きは完了です。
買取を依頼してから物件を引き渡すまでにかかる期間は、最短で3日程度、長くても1か月ほどです。
一般的な仲介では平均して3〜6か月ほどかかるため、すぐに現金化できる点は買取の大きな魅力といえるでしょう。
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不動産は所有しているだけで維持費がかかるため、将来活用する予定がなければ早めに手放すのが賢明です。
なるべく早く空き家を手放したい方や現金化を急いでいる方は、不動産会社による買取を検討しましょう。
買取であれば最短3日程度、遅くても1か月ほとでは取引が完了し、まとまった資金が得られます。
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長岡京市・京都西京区・高槻市と幅広いにエリアに対応し、無料の査定もおこなっております。
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